お墓に使われる御影石とは
お墓を建てる際に選ぶのが墓石。その墓石のほとんどが御影石だというのをご存知ですか?御影石がなぜお墓に使われるのか、石を選ぶ際に気を付けたいことはどんなことでしょうか?
御影石とは
御影石は花崗岩と呼ばれるもので、「御影」という名前の由来は御影石の産地兵庫県の御影町だということです。
御影石の特徴は、「硬いが加工しにくい」「磨くと光沢がでる」「雨風に強く耐久性がある」などが挙げられます。そのため永く受け継いでいくお墓に適しています。色は白・グレー・黒などがあります。
御影石は世界各地で産出されており、建築用の資材としても床や敷石、タイルなどで利用されています。墓石に使用されるもののほとんどが現在では輸入品となっています。
また、表面が鏡面のように美しく汚れが付きにくいのが特徴です。通常のお手入れは御影石専用の洗剤なども販売されているのでそちらを利用するといいでしょう。
御影石の選び方
御影石でもどれを選んだらよいのかわからない場合があると思います。色味に関しては好みがありますので悩むところですが、分からない場合はまず石材店に相談することが大切です。デザイン墓が多く建てられるようになり、色も黒いものが好まれることがありますが、種類によってはおすすめできないものもあります。例えば、中国で代表的な御影石の山西黒は黒御影石で値段もリーズナブルですが、品質にばらつきがあり、ものによっては経年劣化によって茶色くくすんできたりする場合があります。ですので、希望を石材店に伝えてアドバイスもらうのがいいでしょう。高価なものになりますので不明な点や要望はしっかりと伝えておくと後悔しないですみます。
お墓の新規建立や建て替えの際には
お墓の新規建立や建て替えをお考えの際はいろいろと決めなくてはならないことがあり、なかなか石のことまで頭に入らないかもしれません。しかし、お墓は代々受け継いでいくものですから石についても耐久性があり、劣化しにくいものを選ぶことが大事です。
須賀石材でもお客様にあった墓石をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
ポイント
- 御影石は永く受け継いでいくお墓に適している特徴を持つ
- 御影石を選ぶときは石材店にアドバイスをしてもらう
- お墓の新規建立や建て替えの際は石の種類もチェック