0120-417-148 代表番号 093-293-1137
info@sugasekizai.com
定休日 毎週木曜日
ブログ
Scroll

家族葬とは

公開: 更新:

最近の葬儀の主流になりつつある家族葬。その背景にあるものは何でしょうか。また、家族葬を行う際に考えておかなければならないことは何でしょうか。

須賀石材工業

家族葬とは

ここ数年の葬儀の主流となっている家族葬。「家族」と葬儀の名前につくため家族だけで執り行う葬儀というイメージがありますが、親族だけでなく親しい友人を呼ぶこともできます。少人数で行う為ゆっくりと個人とお別れできる葬儀です。
この数年に家族葬が広まった背景には、超高齢化社会で亡くなった方が90代であることも珍しくなく、家族以外の参列者も同様に高齢で葬儀に参列しにくかったり、高齢により人間関係が希薄になっているということも考えられます。
そのため家族が身内や親しい方だけで丁寧に故人を見送りたいということで家族葬を選ばれるということがあるようです。
家族葬と同様に「密葬」も親族や親しい方だけで行う葬儀ですが、家族葬と異なる点は、家族葬がお通夜・告別式を行うのに対し、密葬は親族や親しい方で葬儀(密葬)を終えて、日を改めて一般の方をお呼びして本葬を行います。そのため密葬は著名人や経営者などの参列される方が多い場合に選ばれます。

葬儀の簡略化とお墓の事情

家族葬は親族と親しい方で行うため小規模で執り行えるという点で広がっているとも考えられ、その点では墓じまいや様々なタイプのお墓が選ばれるというお墓の事情とも通じるものがあります。
一般的な葬儀からお墓への納骨までの流れも今後はこれまでとは変わって多様化されさまざまなニーズが増えていくことも考えられます。

家族葬での問題

家族葬では問題もあります。家族葬後に故人の死を知った方々がそれぞれ遺族の自宅に弔問にこられることもあります。遺族はそのころは手続き等で忙しく弔問に来ていただいた方に丁寧に対応ができないということがあります。それで一般的な葬儀よりかえって手間がかかったという話もよくあります。また、費用についても家族葬と一般的な葬儀とどちらがかかるかということについては一概には言えないためよく検討しておくことが大事です。
家族葬で一番頭を悩ませるのが誰を呼ぶべきなのかという点です。遺族が後で「なぜ呼んでくれなかったのか」と言われるケースもあるようです。

後悔のない葬儀を

最近の主流である家族葬ですので、故人の希望である場合も多いかと思います。しかし、葬儀の意味を考えると残された遺族が故人がお世話になった方に対し感謝を伝えるとともに今後の関係性の継続もお願いするという場でもあります。
また、弔問に来ていただいた方々から故人のエピソードを聴く機会ができ遺族の癒しとなる場合もあります。
そのため家族葬と一般的な葬儀と一概にどちらがいいということは言えませんが後に後悔のない葬儀を選択されるようによく考えられるといいのではないでしょうか。

ポイント

  • 最近は家族が身内や親しい方だけで故人を見送りたいということで家族葬を選ぶことが多い
  • 家族葬ならではのトラブルににも注意
  • 後悔のない葬儀を選択しましょう