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お彼岸にお供えするおはぎとぼたちの違いは?

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もうすぐ春のお彼岸です。お彼岸お供えするものといえば「おはぎ」や「ぼたもち」ですが、この違いはなんでしょうか?
なんとなくお供えしているものですがいわれがあります。

2020年(令和2年)春のお彼岸は

須賀石材工業

春のお彼岸は、春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間です。そのため2020年(令和2年)春のお彼岸(春彼岸)の時期は以下のようになります。
彼岸入り・・・・・3月17日(火)
中日(春分の日)・・3月20日(金)
彼岸明け・・・・・3月23日(月)

お彼岸におはぎやぼたちもをお供えする前に

お彼岸は「おはぎ」や「ぼたもち」をお供えしますが、お彼岸は祖先や自然に感謝する大切な行事なのでお供えする前には仏壇やお墓を掃除しましょう。掃除の方法についてはこちらをご覧ください。また、「おはぎ」や「ぼたもち」をお供えした後には美味しくいただきましょう。特にお墓では食べ物をそのまま残しておくとカラスが食べ散らかしするため必ず持ち帰りましょう。

「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

ではお彼岸にお供えする「おはぎ」と「ぼたもち」の違いはなんでしょうか。
結論からいうと、「おはぎ」と「ぼたもち」は同じ食べ物。違いは食べる季節。「ぼたもち」は春に咲く花「牡丹」にちなんで、「おはぎ」は秋に咲く萩の花にちなんでつけられたという説があります。
また、外側を覆うあんこの形状にも違いがあるようで、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」は粒あんという違いがありました。これには諸説あるようですが、「おはぎ」を作る秋は小豆を収穫したばかりで皮が柔いためそのまま粒あんを使い、「ぼたもち」を作るころは小豆の皮が硬くなってしまっているためこしあんが使われたという説もあるようです。
しかし、現在では小豆の保存技術が向上し、小豆の品種も増えたためこのような違いはなくなってきているようです。
また、地域によっても呼び方に違いがあるため一概にこれにあてはめることはできません。

大事な事はお彼岸を通してご先祖様に感謝する心

「おはぎ」と「ぼたもち」の違いは諸説あるようですが、大切ななのはお彼岸にはご先祖様に感謝するという風習を守っていくということではないでしょうか。お彼岸にお墓や仏壇の掃除をしてお供えをすることは、ご先祖様に思いを馳せ、日々の暮らしを見直す良い機会です。
お彼岸の時期は一年の中でも季節が穏やかな時期ですので、これまでにあまりお墓にいかなかった方もお墓参りにでかけてみてはいかがでしょうか。

ポイント

  • おはぎとぼたもちの違いはあんこの形状によるとされるが地域によるものなど諸説あるとされる
  • 大切ななのはお彼岸にはご先祖様に感謝するという風習を守っていくということ