終活とお墓
最近よく耳にする「終活」。
「終活」とは自分が後悔しないように、残された家族が困らないようにいろいろな事柄について元気なうちから準備しておくことを言います。
具体的には、葬儀のことや遺産相続、お墓のことやお墓の後々の供養についてなどがあげられます。
終活としてお墓を考える場合はどうでしょうか?
まだ、お墓を持っていない場合はお墓を選ぶことから始めます。ご自身や家族の希望と合わせてお墓の特徴を知り選択することになります。今はお墓もいろいろな形があります。供養のスタイルも様々です。
2017年9月14日の毎日新聞では、「女性だけの墓、進む個人化」という記事が掲載されていました。
https://mainichi.jp/articles/20170914/ddm/013/040/022000c
「自分らしいお墓」を求めて宗派にもこだわらず子どもたちに負担がかからないようなスタイルを考える方も増えてきているようです。
お墓がすでにある場合は、納骨していないとご家族が墓地の場所を知らないということもありますのでしっかりと伝えておきます。また、契約時に受け取ったお墓の権利書なども家族にわかるようにしておきましょう。
寺院にお墓がある場合は、お寺の連絡先やお寺とのお付き合いの方法を家族に伝えておくと安心です。法要の際のお布施の金額などもお話しをしておきましょう。
また、今あるお墓が遠くにある場合はお墓の引越しを考えてみるのも必要かもしれません。
お墓の引越しについてはこちらをご覧ください。
「終活」というと、なんとなく暗いイメージがありますが、自分自身を見直して今後をより豊かに生きるための準備としてまずはできることからやってみてはいかがでしょうか?
心配していたことを解決するとさらにアクティブに過ごすことができるかもしれません。