ペットのお墓はどうしたらいい?
コロナ禍で生活が制限され、家で過ごす時間も増えてきたことから、癒しを求めてペットを飼う人が増えてきているようです。しかしペットの多くは犬や猫でその寿命は人間よりも短いためペットが亡くなってしまうという状況が起こります。昔と違ってペットより家族の一員のような存在になっている現在では亡くなった後の対応も昔とは異なり様々な選択肢から選ばなければならなくなりました。ご自分がどのように供養したいか亡くなった後にあわてないように考えておくことも必要かもしれません。
ペットの供養方法は
ペットが亡くなった後はその対応が必要となりますが、民間業者で火葬する場合が多いようです。住まいが一戸建てかアパート、マンションなどによっても変わりますが供養の方法は以下のようなものがあります。
・自宅の庭
庭付きの一戸建てに済んでいる場合に庭に埋葬する方法です。火葬した骨壺を埋葬する場合やそのまま埋葬する場合があります。そのまま土葬にする場合は異臭のもととならないように穴を深く掘るなどする必要があります。ペットの死後は法律上は人間と違う扱いになるので自宅の庭に埋葬しても問題ありません。自宅の庭以外に埋めると不法投棄扱いとなり法律違反となるので注意が必要です。
・自宅や手元での供養
マンションやアパートでは自宅に埋葬する庭がないため自宅にペットの遺影とともに置いたり、メモリアルグッズに加工して手元においておくなどの方法があります。
最近では様々なサービスがあるためいろいろな形での供養が可能になっています。
・ペット霊園
霊園によってはペットの霊園があるところもあります。人間と同様に霊園で供養してもらうと自身での管理が難しい場合でも霊園に永代供養をしてもらえるところもあるようです。頻繁にお参りに行きたいと考える場合は立地に注意が必要です。
ペットと同じお墓に入ってものよいのか
最近ではペットも家族の一員と考える人が増えてきているため、ペットと一緒のお墓に入りたいという方もいるのではないでしょうか。結論からいうと人間と一緒のお墓に入るのに法的な取り決めはないため可能です。しかしながら墓地や霊園がペットと一緒にお墓に入ることを禁止している場合もあります。
その理由としては主に宗教上、倫理上の問題です。宗教上人間以外の動物は「畜生」に分類され、「畜生」は人間よりも下位とされ生前に悪い行いをしたものが「畜生」に生まれ変わるという考え方です。そのためペットと一緒にお墓に入ることはよくないとしている霊園や墓地が多いようです。
しかしながら最近では法律上は問題ないため限られてはいますがペットと一緒に入れる霊園もあるようです。今後はこのような霊園も増えてくるかもしれません。
大切なペットの供養は後悔のないように
昔と違ってペットの供養の方法はいろいろとあります。大切なペットの供養ですのでご自分の納得できる方法を検討してください。人間と同様「ペットの終活」も行わなければいけない時代なのかもしれませんね。
須賀石材の運営するかまさと霊園ではペット同居型のがあります。ペット専用納骨室と、人用の納骨室を融合させたデザインが基本スタイルで、「規格墓」と「自由設計墓」から選べます。気になる方はぜひお気軽にお問合せください。
ポイント
- ペットの供養は民間業者に依頼することが多い
- 最近ではペットと一緒に入ることができる霊園もある
- ペットの供養は納得のできるものを